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住宅全焼、焼け跡から68歳夫婦?の遺体(読売新聞)

 11日午前10時頃、埼玉県越生町如意、住吉正光さん(68)方から出火、木造2階建て住宅を全焼し、焼け跡から男女2人の焼死体が見つかった。

 西入間署の発表によると、住吉さんは妻の和子さん(68)と2人暮らしで、ともに連絡が取れなくなっている。

 同署は遺体は住吉さん夫婦とみて、身元の特定を急いでいる。台所部分が激しく燃えていたという。

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by iw7rchciko | 2010-02-16 10:57

<外国人選挙権>8県議会が反対に転向(毎日新聞)

 永住外国人への地方選挙権付与について、昨年9月の民主政権発足以降、47都道府県議会のうち14の県議会が反対や、慎重な対応を求める意見書を可決していたことが、全国都道府県議会議長会の調べで分かった。このうち千葉や石川など8県議会は、かつて賛成の立場の意見書を採択しており、政権交代で外国人への選挙権付与が現実味を帯びてきたことに対し、自民系が多数を占める地方議会による反発とみられる。【渡辺暢】

 永住外国人への地方選挙権付与は、民主党のマニフェスト(政権公約)の原案となった「09年政策集」に盛り込まれた。民主が今国会にも新法案を提出する方針を示す一方、亀井静香金融・郵政担当相が反対を明言するなど、足並みはそろっていない。

 議長会の調べでは政権交代から昨年末までに、秋田、山形、千葉、茨城、富山、石川、島根、香川、大分、佐賀、長崎、熊本の12県議会が法制化に反対、埼玉と新潟が慎重な対応を求める意見書を採択した。

 在日本大韓民国民団の働きかけもあり、外国人参政権に賛成または検討を求める意見書を採択した都道府県は昨年6月までに34に達していた。しかし、政権交代後、かつて賛成意見書を採択した千葉、茨城、富山、石川、島根、大分、佐賀、長崎が反対に転じた。

 自民党千葉県連の田久保尚俊幹事長は「民主党による(法案の)提出が現実味を帯びてきた。選挙で(県議会の)構成メンバーも代わっており、(99年の賛成意見書とは)別に考えてほしい」と話す。同石川県連の福村章幹事長は昨年12月の意見書採択を受け「当時は自社さ政権。状況が変わった」と説明した。

 反対意見書の急増について、千葉大の新藤宗幸教授(政治学、行政学)は「極めて政治的なもの。地方議会全体では今も自民系が多く、『地方は反対』という状況を作って政権に亀裂を入れていこうという、自民党中央の考えではないか」と分析する。

 全国市議会議長会によると、昨年末までに反対の意見書を採択したのは山形県天童市など、少なくとも13市議会。一方、東京都小金井市は昨年12月に「参政権の付与を求める意見書」を採択した。同市議会で自民系会派の議員は24人中4人にとどまる。

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by iw7rchciko | 2010-02-15 10:15

「これちゃうかな」 山本病院理事長、肝臓片の摘出を“試行錯誤”(産経新聞)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃止)で肝臓の手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、手術を執刀した法人理事長の山本文夫容疑者(52)=業務上過失致死容疑で逮捕=が、腫瘍(しゅよう)摘出の手術中に、「これちゃうかな」などと言いながら、複数の肝臓片を切除していたことが9日、病院関係者の話で分かった。

   [フォト] 山本容疑者の自宅敷地内に並ぶ高級車

 患者はこの過程で大量に出血。山本容疑者は一応の止血処理をして閉腹すると、「飲みに行く」と言い残して外出したという。県警は、山本容疑者が経験も知識もないのに執刀したことが、患者の死亡につながったとみて手術の実態解明を急ぐ。

 病院関係者によると、山本容疑者は手術中、1センチ程度の肝臓片を切除しては、「(腫瘍と)ちょっと違うな」とつぶやき、“試行錯誤”を繰り返したという。出血が止まらなくなると輸血用血液を発注して手術を続け、最終的に約3センチの肝臓片を切除。縫合すると病院から姿を消し、患者の容体が急変したため看護師が山本容疑者と連絡を取ったが戻らなかったという。

 患者は病室に移されて看護師らが心肺蘇生(そせい)措置を行ったが、「おなかに血がたまっているような音がし、すでに死んでいるようだった」といい、病室で死亡が確認された。

 県警によると、患者の腫瘍は約1・5センチ大の1個だけ。不審を抱いた看護師が、山本容疑者が取り出した肝臓片を外部機関での病理検査に出し、肝臓がんでないことが分かったという。

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by iw7rchciko | 2010-02-13 14:52

<旧GWG>企業買収の仲介脱税事件 公認会計士逮捕へ(毎日新聞)

 人材派遣大手の旧グッドウィル・グループ(GWG、現ラディアホールディングス、東京都港区)による企業買収の仲介を巡る脱税事件で、東京地検特捜部が10日にも、法人税法違反(脱税)容疑で逮捕状を取っている公認会計士、中村(旧姓・中沢)秀夫容疑者(52)について、韓国から身柄引き渡しを受けることが分かった。特捜部は引き渡しを受け次第、中村容疑者を逮捕する。

 中村容疑者は特捜部から任意聴取を受けた後の09年7月、養子縁組で姓を変えてパスポートを取得し海外逃亡。同12月に韓国で発見され、韓国検察当局に身柄を拘束された。ソウル高裁は今年1月、日韓犯罪人引き渡し条約に基づき、日本の引き渡し請求を許可する決定を出した。両国の検察当局が日程を調整していた。

 捜査関係者によると、投資会社「コリンシアンパートナーズ」(港区)の社長だった中村容疑者は、元役員の鬼頭和孝被告(35)=同法違反などで起訴=と共謀して、GWGによる買収の仲介で得た利益など08年4月期のコ社の所得約57億6800万円を隠し、法人税約17億3000万円を免れた疑いが持たれている。

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by iw7rchciko | 2010-02-12 14:04

天皇陛下、ノロウイルスに感染…経路は不明(読売新聞)

 宮内庁は5日、腹痛などを訴え、体調を崩して静養されている天皇陛下の検体からノロウイルスが検出されたと発表した。

 皇后さまや、身の回りのお世話をする職員らに感染者はなく、感染経路は不明としている。

 同庁によると、陛下は2日未明、激しい腹痛や下痢の症状を訴え、葉山御用邸での静養を取りやめられた。当初は侍医が診察した結果、風邪に伴う急性腸炎や脱水症状とみられていたが、検体を外部の専門機関に送って調べたところ、5日午後に感染が判明した。

 陛下は、ここ数日、夕方に微熱が出ることがあるが、のどの痛みなど風邪の症状や腹痛は治まっており、御所で読書などをして過ごされているという。

 陛下は1日に皇居・宮殿でメキシコ大統領夫妻との昼食会に臨み、ほかの食事は基本的に御所で皇后さまと一緒のものを取られたという。同庁幹部は「召し上がった食べ物で原因になりうるものは見あたらず、感染経路は全くわからない」としている。

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by iw7rchciko | 2010-02-11 10:06

<内閣府世論調査>殺人の時効 25年は「短い」が過半数に(毎日新聞)

 内閣府が6日に発表した公訴時効制度に関する世論調査の結果で、現在の殺人事件の公訴時効期間(25年)を「短い」とする意見が過半数に達した。このうち、制度の見直し策として「廃止」を挙げた意見が約半数あった。公訴時効制度についての調査は初めて。

 殺人の公訴時効期間について「短すぎる」と「どちらかといえば短すぎる」が計54.9%。「長すぎる」と「どちらかといえば長すぎる」は計10.0%、「これくらいで良い」は22.5%だった。

 短いとした理由(複数回答)は「時間の経過で犯人が処罰されなくなるのはおかしい」が79.8%。以下、「時間が経過しても被害者の気持ちは薄れない」55.2%、「時間が経過しても犯人が判明する場合がある」36.9%など。

 「短い」と答えた人に見直し策を尋ねたところ、「廃止」49.3%、「期間を延長」22.1%、「一定の事情がある場合のみ期間を延長」25.9%だった。

 法制審議会(法相の諮問機関)刑事法部会は殺人罪の公訴時効廃止などを審議中。今回の世論調査結果は8日の部会に報告される。【石川淳一】

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by iw7rchciko | 2010-02-10 09:49

福、ウェルかめ!! 成田山不動尊で節分祭(産経新聞)

 節分の3日、大阪府寝屋川市の成田山不動尊(成田山大阪別院明王院)で節分祭が開かれ、NHK朝の連続テレビ小説「ウェルかめ」でヒロイン役を演じる倉科カナさんや、共演の石黒賢さんらが特設舞台から威勢良く豆をまいた。

 節分の掛け声は「鬼は外、福は内」が決まり文句だが、成田山では「不動明王が鎮座する境内に鬼がいるはずがない」とし、「福は内、福は内」の繰り返し。境内は袋や帽子を広げて福豆をつかみ取ろうとする大勢の参拝客であふれ、熱気に包まれた。

 この日は、豆まき用と手渡しする袋詰め分と合わせ、大本山(成田山新勝寺)がある千葉県産の落花生2トンと大豆300キロが準備された。

 同不動尊側は「今年も大阪から全国津々浦々に大きな福をまき広めたい」。

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by iw7rchciko | 2010-02-09 15:07

天皇陛下「夜のご執務」相次ぐ 夕方の閣議、書類到着も遅くなり…(産経新聞)

 天皇陛下の夜間のご執務が相次いでいる。体調不良を訴えた2日も、静養中の皇居・御所で、午後9時ごろまで書類の決裁をされた。通常国会が開会した1月18日以降、内閣が意思決定する「閣議」が夕方に開かれるケースがみられるようになり、皇居に書類が届く時間が遅くなっていることが原因だ。陛下が平成20年12月に体調を崩されて以降、宮内庁はご負担軽減策を検討しており、夜間のお務めの常態化を懸念する声も出ている。

 陛下が葉山御用邸(神奈川県)での静養を取りやめ、週末まで御所で静養されることが宮内庁から発表された2日は、午後5時半すぎに閣議が終了。書類は通常執務をしている宮殿ではなく、陛下が静養されている御所に運ばれた。陛下は5件ほどの書類に目を通し、署名するなどして決裁された。終了したのは午後9時ごろだったという。

 執務とは、閣議で処理された書類を天皇が決裁する公務のことで、憲法で定める「天皇の国事行為」に基づいて行われている。このため宮内庁は、通常閣議が行われる毎週火、金曜は、午後の早い時間から夕方まで、極力ほかの予定を入れないよう調整している。書類には公布を控えた政令などが含まれており、陛下は原則としてその日のうちに執務に臨まれる。

 ある政府関係者は是非論は別にしたうえで、「自民党政権では、閣議前の事務次官会議で案件が調整され、閣議は午前中に短時間で終了するのが慣例だった。最近は時間が遅いので、われわれより陛下が大変で、影響を受けられている」と話す。朝に閣議を行わないのは、民主党政権になり閣議の時間が長くなったことに加え、朝に大臣らが国会答弁のための勉強をするといった理由という。

 閣議が午後5時すぎに終了した1月22日は、陛下は夕方から皇后さまと東京都渋谷区で狂言を鑑賞する予定が入っていたため、陛下は終了後に宮殿にそのまま向かい、午後9時15分ごろからご執務。同様に、午後6時すぎに閣議が終了した26日も、陛下は夜間に執務された。

 陛下の側近は閣議の時間が遅くなるケースについて、「一時的であれば仕方がないが、常態化するようだとご負担になりかねない」と懸念している。(芦川雄大)

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by iw7rchciko | 2010-02-08 21:40

天皇陛下、風邪や腹痛などで葉山静養取りやめ(読売新聞)

 宮内庁は2日、天皇陛下が風邪や腹痛などの症状を訴え、3日から予定されていた葉山御用邸(神奈川県葉山町)での静養を取りやめられると発表した。

 重い症状ではなく、診療や入院などの予定はないという。

 同庁によると、陛下は1月31日頃から、のどの痛みなどの症状があったが、1日はメキシコ大統領夫妻との会見や昼食会などに予定通り臨まれた。2日未明になって腹痛を訴えられ、侍医が診察した結果、急性腸炎のような症状と脱水症状がみられたという。

 同日午前になっても気分が悪く、葉山御用邸への移動の負担も考慮し、3日から7日の日程で予定されていた静養を取りやめ、この間、お住まいの御所で休まれることになった。

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by iw7rchciko | 2010-02-07 23:34

<日中歴史共同研究>報告書を公表 南京事件隔たり埋まらず(毎日新聞)

 日中両国の有識者による「日中歴史共同研究委員会」は31日、報告書を公表した。1937年の南京虐殺事件について、日中双方は虐殺行為に及んだ日本側に責任があるとの認識では一致したが、犠牲者数を巡って中国側が「三十余万人」、日本側が「20万人が上限」と主張するなど、近代を中心に歴史認識の違いが改めて浮き彫りになった。

 報告書は「古代・中近世史」「近現代史」の各章で、日中双方の委員論文を掲載。ただし、「天安門事件」(89年)などを含めた第二次世界大戦後の現代史部分は、国内世論への影響を懸念する中国側の要請で非公表とされた。

 報告書で中国側は、南京虐殺事件について「(第二次大戦で日本が)敗戦後、極東国際軍事裁判で、日本国民は初めて日本軍による暴行の真相を知った」と批判。同裁判と南京国防部軍事裁判所の判決などを基に「被害者数は延べ三十余万人」との従来の見解を示した。これに対し、日本側は「20万人を上限に4万人、2万人などさまざまな推計がなされている」と反論して、溝が埋まらず、両論併記された。また日本側は、犠牲が拡大した「副次的要因」として「中国軍の南京防衛作戦の誤り」などを指摘し、引き続き検証作業が必要との認識を示した。

 1937年の盧溝橋事件では、中国側が「偶発性があるかもしれない」と、一部歩み寄る姿勢も示したが、「歴史の推移からみれば、必然性も帯びている」と、日本の侵略計画が一貫していると批判。日本側は、両国が1941年の太平洋戦争開戦まで宣戦布告を避けたことを挙げ、紛争解決に努力したものの関東軍などに押し切られたとの認識を示した。【中澤雄大】

 ◇ことば・日中歴史共同研究

 小泉純一郎首相の靖国神社参拝で日中関係が悪化したことから、06年10月、安倍晋三首相と胡錦濤国家主席が首脳会談で合意、同年12月に始まった。日中各10人の有識者で研究委員会を構成。報告書は、近現代史の戦後部分を除いた549ページが公表された。外務省ホームページでも閲覧できる。

 ◇戦後史部分が非公表に……中国側が強く要請

 31日に公表された初の日中歴史共同研究報告書は、中国側の強い要請で戦後史部分が非公表となり、両国の歴史認識の溝を埋めるために始めた事業の限界と複雑さを露呈する結果となった。一方で、中国側の論文には革命史観から脱却して実証主義的に記述する試みもみられ、宣伝色の強かった歴史研究の変化の兆しもみられた。【中澤雄大、北京・浦松丈二】

 研究成果は当初、日中平和友好条約締結30周年に当たる08年中の発表を目指したが、1年以上遅れた。ある日本側研究者は「現代史部分の認識の差が原因。天安門事件の評価など、共産党指導部の正当性を揺るがす問題に触れることを中国側が恐れた」と指摘する。

 論文執筆過程の討議要旨の公表も見送られた。再三の合意不履行は、歴史研究を「愛国教育」の重要な柱と位置づける中国政府が委員に圧力をかけているとの見方も出ている。

 両国は第2次共同研究として継続することで一致したが、両国の国内世論が今回の報告内容をどう受け取るかは未知数だ。日中外交当局者は「継続には双方の国民感情の安定が不可欠」と指摘する。

 中国国内の対日世論は、共同研究のきっかけとなった反日デモ(05年)当時よりは好転している。だが、国内に遺族が生存する南京虐殺事件で日本に譲歩したと受け取られかねない記述は不可能だ。

 南京虐殺については、犠牲者数の根拠だけでなく、虐殺や強姦(ごうかん)、略奪の実態を詳細に描いた。細菌戦を展開した731部隊について簡単に触れた程度なのとは対照的で、日本国内に虐殺自体を否定する意見が存在することを念頭に置いたものとみられる。

 中国側の革命史観にとらわれない記述で注目されるのは、抗日戦争での共産党と国民党との関係性だ。「国共両党の間にいろいろ摩擦が起きているが、両党が協力して日本に抗戦する大局は一貫して変わらなかった」と記述した。

 中国では中台関係改善の流れを受け、抗日戦争での国民党の役割を見直す動きが進んでいる。報告書は、国民党が中国を代表して行った列強との交渉や当時の国際情勢にも多くの紙幅を割き、日中戦争をより広い視野からとらえている。

 日本の敗戦についても「歴史の転換点」と指摘し、「平和発展の道を歩み出した」と評価した。これは日本の「軍国主義化」を警戒する中国の若者を中心とした「愛国世論」とは異なっている。

 だが、こうした歴史研究は国内で論議を呼ぶ可能性もあり、革命史観に基づく歴史教科書や大衆向けドラマに反映されるには、相当な時間がかかりそうだ。

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